ほんのちょっとの場所 > 04年読書総括 / 105冊

■ 今年の読書を振り返って。

 まずは、目標としていた100冊越えが出来て良かったですv
 今年は、「西の善き魔女」や「ハウルの動く城」などファンタジー作品にも手を伸ばし、 「十二国記」や「バトルロワイアル」「ICO」「博士の愛した数式」などの話題作も読めました。 国外小説もちらほら、新書もちらほらSFやホラーもちょっぴり…去年望んだ幅広い読書が出来たように思います。 しかし、曖昧さを感じる事がしばしばあり、内容の希薄さが目立つ一年でもありました。それに反して、 良い作品もいっぱいあったなぁという記憶もあるようなので、今年はベスト10にしました。
 来年は読書数は少なくなるので、ピンポイントに読みたいものを読んでゆく予定。



■ 年間ベスト10

No.1 井上夢人 「オルファクトグラム」
とにかく圧巻!頁数に相まって濃い内容でしっかりと書き上げられた印象と想像するととても美しいものが浮かぶ繊細な描写力。見事でした!
No.2 乙一 「失はれる物語」
ホラーとせつない系の乙一さん!乙一さん初心者には良いとされる切ない一冊です。本当に入りやすく、だけどどこか違った考え、視点に出会いました。
No.3 姫野カオルコ 「ツ、イ、ラ、ク」
女の世界がとってもきっちり描かれてて、ドラマチックで。2月に読んだので、詳しくは覚えていないのですが、それでも充分に心惹かれるインパクトを残した一冊でした。

■あさのあつこ 「バッテリー」とにかくドキドキ!野球シーン、かなり盛り上がりました!
■萩原規子 「西の善き魔女」ファンタジック!テンポ良く、けど一筋縄ではない新たな世界!
■川島誠 「800」ドキドキ!陸上と青春。交互に2人が出てくるのも良かった。
■東野圭吾 「放課後」からくりに驚いた一冊。あらすじが魅力的でした!
■大崎善生 「孤独か、それに等しいもの」著者のイメージ一新!私的には決定的な一冊。
■宮部みゆき 「ICO−霧の城−」細部はわからなかったけど、お城の独特な雰囲気が素敵!
■小野不由美 「くらのかみ」あえてこちらを。子供向けなのである程度かわいく面白く怖く。

 1、2位はわりとすんなり決まったのですが、他はいろいろな方向でそれぞれに良かったので、 とりあえずこれは!と思ったものをトップ10としてあげてみました。みんな面白かったなv 「ツ、イ、ラ、ク」は、もう一度読んでみると感想が変わるかもしれない一冊ではないかと思います。 時間が出来たら、私ももう一度読んでみたい!


お気に入り作品が多かったので、欄外その他を設けてみました。

≫これから期待!
■島本理生 「シルエット」  ■村崎友 「風の歌、星の口笛」
■誉田哲也 「アクセス」  ■中野順一 「セカンド・サイト」
島本さんはとにかく期待!!他の方は1作しか読んでいないのですが、 (まだ出版されていないようで;)それぞれ面白かったです。
参考:島本-現代/村崎-SF/誉田-現代ホラー?/中野-サイコ(オカルト)

≫なんとなく読んでみると意外な発見(展開)が!?
■小泉十三 「頭がいい人の習慣術」  ■大田垣晴子 「オンナノコのおたしなみ」
■東野圭吾 「パラレルワールド・ラブストーリー」  ■石田衣良 「LAST」
参考:小泉-新書/大田-雑誌/東野-小説/石田-小説

≫新鮮です!
■吉元ばなな 「TUGUMI つぐみ」  ■鷺沢萠 「バイバイ」
■吉本ばなな 「アムリタ上」  ■宮部みゆき 「レベル7」
全て現代小説でレベル7がミステリです。吉本さんの雰囲気は 今までの小説になかった、新しい風を感じました。

≫考えちゃいます…。
■宗田理 「天路(TENRO)」  ■鷺沢萠 「ウェルカム・ホーム!」
宗田さんは「13歳の黙示録」と共に是非読んでみて欲しい一冊。 鷺沢さんのほうは、家族のあり方を考えますよ。